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建築・住宅の統計

建築・住宅の最新統計2010

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   いまの住まいの満足度は? 気に入っている点は?
   持家層に見る、住宅取得資金は?
   今後はこんな家に住みたい、理想の形態は?
   実際に住み替えや改善を考えている人は?
   子どもや親との将来、また自身の老後に望む住まい方は?

 いまの住まいの満足度は? 気に入っている点は?

 現在の住まい・住環境に満足という人が拡大

今回の調査で目立った点は、「満足」と回答された方が5年前の調査より増えていることです。とりわけ、住宅に対する評価では、不満率が-10.4ポイントと大幅に低下しています。

 

 広さ、間取り、安全性には高い満足度

では、現在の住まいのどこに満足しているかを「インターネットモニターアンケート調査」から見てみましょう。「広さ・間取り」が64.9%、「火災時の避難の安全性」が61.6%、「維持や管理のしやすさ」が61.1%と高くなっています。
逆に、「省エネ性」や「バリアフリー性」については、60%以上の方が「非常に不満、やや不満」と回答。このあたりに、まだまだ改善の余地があるようです。

 住まいが変わった人は、良い住環境に

住まいが変わった世帯に「以前の住宅と比較して大変良くなった点」をあげてもらうと、「広さ・間取り」「断熱性や換気性能、採光など」「高齢者への配慮」などの項目がトップ3に。これらは5年前の調査と比較しても3%ほどアップしており、住み替えたりリフォームすることで住まいの環境がぐんとアップしているようです。

 

 大気や騒音はOK、安全面は不満

周辺環境に対する満足度を見てみると、「騒音、大気汚染などの少なさ」がトップにあげられています。その一方で、「周辺道路の歩行時の安全性」や「犯罪、交通事故などの人災に対する安全性」については、半数以上の方が不満に感じていることがわかります。