気持ちよく使う「だれでもトイレ」
 たとえトイレがいろいろな場所にあっても、汚れていたり、設備が壊れていたら、気持ちよく使うことはできません。「だれでもトイレ」は広いため、トイレ以外の目的で使う人もいて、鍵をかけて管理を厳しくするところもあります。しかしこれでは、だれでも、自由に、という本来の目的に合わなくなってしまいます。 「だれでもトイレ」に限らずみんなで使うトイレは、利用者がルールやマナーを守って使うことがとても重要です。
 たとえば、水洗トイレには備えつけの紙以外は流さないとか、ごみ箱には持ち込んだものを捨てないとか、混んでいる時にはちゃんと並んで順番を待つ、きれいに使うなど、当たり前のことをきっちり守れば、次に使う人がいやな思いをしないで使えます。
 また、「だれでもトイレ」を一般の人が利用するのに制限はありませんが、「だれでもトイレ」しか利用できない人もいます(参照)。その場合は、一般の人が先に並んでいても、積極的にその人たちに譲ってください。なぜ「だれでもトイレ」があるのかを理解して、お互いに気持ちよく使える環境をつくっていくことが大切なんですよ。

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