持つ住まいと借りる住まい
 見た目にはまったく分からないのですが、住まいは大きく2種類に分けることができます。ひとつは、住む人自身がその家を持って暮らす持ち家。もうひとつは、住む人がその家を持っている人から借りて暮らす借家です。1戸建でもマンションでも、持ち家の場合と借家の場合があります。
 持ち家と借家はどう違うのでしょうか?持ち家の場合は、家を買ったり、修繕したりするために必要な大金は自分で負担します。そして税金も払う必要があります。買う際にお金を借りたらそれを返すお金も必要になります。しかし、暮らし方にあわせて、家の改装などが自由にできる利点があります。借家の場合は、借りる際に礼金や敷金、そして月々の家賃の他に、数年ごとの更新料などがかかりますが、住み替えは手軽にできます。
 住む人の暮らし方によって、持ち家にするか、借家にするかを選んでいきます。
イラスト
参考文献:「住宅ローンを組む前に」

監修:(独)住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)
発行:(財)住宅金融普及協会

「持つ住まいと借りる住まい」「住まいは不動産という財産」へ