経済的に支え合う
  ひとり暮らしの人が住まいを借りると、家1軒分の家賃や生活費が必要です。ところが、住まいを何人かで共同で借りると、ひとり分の負担は軽くてすみます。このような経済的なメリットをひとつの目的として、気の合う人たちが一緒に住まい、支え合う暮らし方もあります。具体的には、それぞれが個室をもちながら、キッチンやダイニングやお風呂などを一緒に使う住まい方です。
 実際に住んでみると、ただお金を節約できるだけでなく、家の中に話し相手ができたり、家事を協力し合うこともできます。また、急に具合が悪くなっても、すぐそばにだれかがいるという安心感が持てます。食事の支度などの家事も分担でき、働いている人にはとても助かります。そして、何より、みんなで一緒に食事をすると楽しい時間になりますね。
 こうしたスタイルで生活を共にする場合は、みんなでよく話し合って生活のルールを決めることが大切です。みんなでルールを守り、協力することで仲良く暮らすことができます。
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経済的に支え合う生活支援サービスを一緒に受ける