集まって暮らすまちと建物のルール
ルールがなくて困ること|建物のルールみんなでつくるルール
人は太古の昔から、仲間をつくり協力しあって暮らしてきました。時代が進むにつれ科学技術や文化芸術が格段に進歩し、暮らし方や周りの環境も変化してきましたが、集まって暮らすというかたちは変わりません。村から町へ、町から都市へ、その規模も飛躍的に大きくなっています。
そんな多くの人が暮らすまちで、それぞれが勝手に道をつくったり、建物を建ててしまったら、たいへんなことになります。今回は、まちに住む人びとが互いに気持ちよく暮らすための、いろいろなルールをご紹介しましょう。
ルールがなくて困ること

 気持ちよく暮らすためのまちのルールは、直接目に見えるものではないので、どんなものか分かりづらいかも知れません。しかし、そのルールがないと、とても困ったことが起こってしまいます。ここでは、ルールがないと、どんな風に困ってしまうのか、具体的な例をあげて考えていきます。