節電で省エネルギー
 日々なにげなく使っている電気は、たくさんの石油や原子力エネルギーを使ってつくっています。節電は、一人ひとりができる省エネのための行動です。まず、季節に合わせて、夏は薄着、冬は厚着をして、エアコンを使う時間を減らしたり、設定温度を冬は低めに(20℃)、夏は高めに(28℃)するようにします。冬にTシャツ1枚なんて、もってのほか。部屋の明かりやテレビ、電気ポットなど、必要のないときは電源を切っておきましょう。それから、暖房便座は人がいてもいなくても常に暖かくなっていますが、みんなで外出する時ぐらいは切っておきましょう。
 電気の消費量の多い冷蔵庫やエアコンなどを買い替えるときは、値段やデザインだけで選ばず、消費する電力が少ない種類のものかどうか、調べてから決めたいものです。
 現在では太陽光発電など、自然エネルギーを利用してつくる電気もあります。こうした設備をそれぞれの家庭でとりつけることも、環境を守るひとつの方法です。

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