密度って何?
地球上には、およそ56億の人が住んでいます。でも、その人たちは、それぞれが均等な広さの場所で暮らしているのではありません。いろいろな地形や気候、暮らし方などの条件に合わせて、たくさんの人が集まって街をつくったり、広大な土地に家族だけで住んでいたりします。そうした人の集まり具合を、人の密度=人口密度と呼んでいます。
 ある国の人口が多くても、国土が広ければ密度は低くなりますし、人口が少なくても、国土が狭ければ密度が高くなります。また、同じ国、同じ地域でも時代によって、人口密度は変わってきます。
 日本を例にとると、1万年前の縄文時代はおよそ2万人しかいなかったそうです。その後、農業が発達し食べ物が計画的に作られるようになって人口は増えていきました。現在は約1億2700万人ですので、なんと6000倍以上になっています。


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