住まいの事故を防ぐ
住まいのなかで起きる事故|事故が起きやすい場所事故を防ぐ工夫
家族と一緒に暮らす住まいは、冬の厳しい寒さや夏の強烈な日射し、雨、風などから身を守ってくれる、心安らぐ場所です。しかし残念ながら、実は住まいのなかで、たくさんの小さな子どもやお年寄りが大きなけがをしたり、亡くなっています。家のどこに、そんな危険なところがあるのか、ちょっと見回しただけでは、見当がつきませんよね。
 今回は、住まいのなかでどんな事故が起きているのか、どこに危険がひそんでいるのか、事故を防ぐための工夫などを紹介します。みなさんも家のなかをチェックしてみてください。
住まいのなかで起きる事故

 家から一歩外に出ると、たくさんの人が行き来して、通りにはスピードのでた車が走っていて、危ないと感じることがあると思います。そんな外の騒がしさを離れて家に入ると、安心しますよね。
 しかし家のなかで事故を起こし、大けがをしたり、亡くなってしまう人がかなり多いのを知っていますか。今回は、家のなかでどのくらいの方が亡くなっているのか、どこで事故が起きるのか、だれが事故にあっているのかをみてみます。