密度はどう計算するの?
人口密度という人の集まり具合は、人の数と面積があれば、だれでも計算することができます。国のような広いところは(人/平方キロメートル)、家の中のような身近なところは(人/平方メートル)で表します。日本ですと、住んでいる約1億2700万人を、国土面積のおよそ37万8000平方キロメートルで割り算します。そうすると、人口密度は約336人/平方キロメートル。日本全国を平均すると、1辺1km四方の広さの中に、336人の人が暮らしていることになります。
 しかし、同じ日本国内でも、東京や大阪のような都会と、地方の山村とでは密度がまったく違ってきます。1200万人以上が暮らす東京都の人口密度は、約5500人で全国平均の16倍です。それだけ、他の地域に比べて人も家も集まっています。みんなも、住んでいるまちの面積と人口を調べて、密度をだしてみよう。


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