わたしたちの住む町
昔のまち|近代のまち|今のまち
あたらしくうまれたまち

江戸から明治にかけて今のまちにちかい、大まかなまちのイメージができたといえます。しかし、戦災(せんさい)によってほとんど燃えてしまったのです。日本の家は、木と紙でできていてよく燃えました。今でこそ防火のための工夫がされていますが、昔はせまいところに建て込んでいて、ひとたび火事が起こると、町全体があっという間に火の海と化しました。いまは、昔の面影(おもかげ)を残す家は日本中を探してもほとんど見あたりませんが、京都の町屋(まちや)などに当時のままの姿を見ることができます。戦後まちは再建(さいけん)され、今わたしたちの住んでいるまちに近いものができました。
江戸時代に大名の都合でまちがつくられ、その大名はいなくなりました。そして、日本は戦後民主化(みんしゅか)されます。ではわたしたちのまちは、どうやっていまのすがたになったのでしょう?