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町家の再生と活用
はじめに町家とは都市再生における町家再生・活用の意義改修の手法町家等再生・活用ガイドライン町家等を有する都市(PDF)
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|改修手法の原則|全体計画に関する手法外観の改修手法居住性向上のための改修手法町家等を活かしたまちづくり
改装手法の原則
町家等の空間特性
通り庭は直線的で、各室へのアクセス動線であり、炊事場の機能も担っている。また、通風路としての役割も果たしている。通り庭は一般的に土間となっており、居室より一段低くなっている。そのため各居室の床下の通気性が確保されている。
吹き抜けは屋内にこもりやすい熱気を上昇させて排出するために有効な空間であり、また間口が狭く光を採り入れにくい通り庭でも、天窓や高窓により採光を確保することができる。
小屋裏は、通常天井板で隠されているが、その内には、屋根の傾斜とともに小屋組の構造材の意匠が特徴的な空間を形成している。こうした小屋裏の空間を活かした改修を行うことが考えられる。厨子2階で天井高が低く居室として利用しにくい場合は、天井板を母屋のレベルまで上げて天井高を確保し、小屋組の形状を活かした空間構成とすることが考えられる。
ただし、安易に小屋組みを見せるのではなく、天井高や部屋の使い方などを考慮するとともに、断熱性、換気に留意すべきである。

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